2016年4月9日土曜日

〜「セヴィリアの理髪師の結婚」を観る〜 2016年4月9日(土)晴

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午後の新幹線に乗って東京へ。



遅めの昼食を車内にて摂る。


ホテルにチェックインしてから、虎ノ門にある「JTアートホール アフェニス」へ。


「セヴィリアの理髪師の結婚」を観る。


ロッシーニ作曲のオペラとして知られる「セヴィリアの理髪師」とモーツァルト作曲のオペラとして知られる「フィガロの結婚」。原作はボーマルシェの戯曲で「フィガロ三部作」と呼ばれるうちの最初と二番目の作品である。この二作品は、三年の時を隔てて、同じキャラクターが登場する連作である。今回はこれを大胆に再構成し、二本の連作を一本の作品に仕立てるというもの。


名古屋音楽大学からは、演出の田尾下哲(昨年度まで准教授、今年度より客員教授)に加えて、バジリオンズの一人、バジリオ役の森雅史(専任講師)が出演した。

オペラ上演という実践の現場において、原作に忠実に学びつつ、物語を再構成するという試みは、実演の世界におけるアカデミックな探求として極めて貴重な取り組みであり、大いに評価したい。


観た上での感想は、実に勉強になったということ。そして、とても楽しかったということ。とても興味深い作品に仕上がっており、楽しみつつ勉強になるオペラであった。この戯曲やオペラ作品が当時どのように人々に受けいれられたかなどにも想いを馳せせつつ、原作が書かれた理由やオペラ作品の深さを改めて学ぶことができた。期待に十二分に応える素晴らしい公演であった。

こうした実践の現場においてアカデミックを追求するという極めて意欲的な取り組みに今後もますます注目したい。

ちなみに「フィガロの結婚」部分は、3月13日に名古屋市芸術創造センターにて上演された名古屋音楽大学50周年記念オペラ公演「フィガロの結婚」での演出が大胆に取り入れられていた。これもまたデジャ・ヴー(déjà vu)感があって個人的には楽しんで観ることができた。
なお、名古屋音楽大学オペラ公演の映像は近日YouTubeにて公開予定である。お楽しみに。

さて、公演後は有楽町から銀座へ。三笠会館にて夕食の後、有楽町駅前広場付近の桜を鑑賞。


逆光で全く見えないが、有楽町駅前の桜の木の下での一枚。誰に撮ってもらったかはプライベートなので内緒。


宿は勝鬨橋(勝どき駅)近くのシンプルな宿泊施設。


素敵なオペラと楽しい時間をいただいた。感謝である。明日の午後は名古屋にて名フィル50周年記念式典に出席する。


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【過去の今日】

2016年4月8日金曜日

〜「音楽と人生」第1回〜 2016年4月8日(金)晴

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2限講義「日本国憲法」。新入生がたくさん受講するこの講義。今日が初回。とても熱心に意欲的に聴いてくれた。

この講義では、「憲法」とは何か、「日本国」の憲法とはどういうものかについて理解することを目的としている。今日は、「世界最古の成文憲法」がなぜアメリカにおいて制定されたのかを講義。ヨーロッパ王制からの離脱としてのアメリカ独立の意義に触れつつ、「統一された諸邦」の樹立、すなわち連邦共和制という国制の樹立へと向かう流れを分かりやすく解説した。

4限「音楽と人生」第1回。ほぼすべての新入生が受講するこの講義は、各界で活躍する卒業生や先生方を各回の講師に招いて、講演を行ってもらうオムニバス形式の授業である。

今日は初回ということで、私が講師を務めさせていただいた。

昨年、一昨年のオーケストラ定期演奏会の映像を交えながら、名古屋音楽大学の一員となったことへの歓迎の意を表しつつ、この「音楽と人生」という講義の目的と内容についてガイダンスを行った。


あわせて、音楽を学ぶとはどういうことか、音楽という専門を学ぶ意味と普遍性はどこにあるのか、といったことについても言及しておいた。在学生の聴講も含めて、とても熱心に聴いてくれたようで非常に嬉しく思った。次週も引き続き、私が講師を務める。

16時30分からは、入試・広報センター課長二人とキャリア支援センター長とのミーティングを行った。今後の三大学連携、高大接続、学園広報、両センターの連携についてざっくばらんに意見交換を行った。とても有意義な意思共有ができたように思う。

市バスに乗って帰路に着くと、センターから呼び戻しの電話。15分かけて歩いて大学に戻る。その後21時まで、当面する課題解決に向けてのミーティング。実りある時間が持てたと思う。

今日はまっすぐ自宅に帰って自炊して休肝日にする予定であったのだが、すでに腹ぺこである。

ということで、大学から歩いて、中村公園駅近くのブレスへ。4月に入ってからは初来店である。


日本酒を傾けつつ、お一人様盛り合わせをいただく。



食事がてら、自家製バゲットの生ハムサンド。


最終の市バスに乗って、帰路につく。


ふらっと閉店間際のいつもの店へ。


締めのカクテルを一杯だけ飲んで帰るはずが、このまま常連さんたちともう一軒をはしごする。すっかり長い1日となってしまった。明日は東京に出張する。


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【過去の今日】

2016年4月7日木曜日

〜歴代学部長に囲まれての慰労会〜 2016年4月7日(木)雨

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1限講義「教育の法制と経営」。教育とは何か、法制と経営では何を扱うのかについて導入的な内容の講義を行う。教室の外側にある仕組みが実は教室の内側の世界に大きな影響を与えているのだということについて具体例をあげながら解説した。

アメリカにおける教育改革(NO CHILD LEFT BEHIND ACT「落ちこぼれゼロ法」)の失敗の事例を映像資料を用いながら説明した上で、失敗した理由について考察。対照的な事例として、子どもの幸福度ナンバーワンのオランダにおける教育について触れた。次週、さらにオランダの事例を考察する。

12時15分より、運営委員会。12時30分より、教授会。13時過ぎに終了。

14時過ぎに大学を出て、今年度最初の「大学入試・入学説明会」の会場である吹上ホールへ向かう。

新学期を迎えるやいなや、来年度入試がもう始まっている。



夜は、今まで支えてくださった歴代学部長との慰労会。実に懐かしく嬉しく楽しい素敵な時間をいただいた。




感謝の気持ちを込めて、ささやかなプレゼントを贈らせていただいた。本当に6年間ありがとうございました。


最後はひとりキノシタ。


突然ですが、「たかはしはじめと行くバリ島ツアー」の申し込み締め切りが間近かです! 6月24日〜27日にバリへ行きます。どなたでもご参加いただけます。ぜひ一緒に行きましょう!


ガムランジェゴッグ演奏グループ「スカルサクラ」とメキシコパーカッショングループ「タンブッコ」との夢の共演。そして、バリ島の素敵な夜が待っています。


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【過去の今日】

2016年4月6日水曜日

〜春学期の授業が始まる〜 2016年4月6日(水)晴

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名古屋音楽大学C号館前の桜。すでに葉桜である。いよいよ今日から名古屋音楽大学の新学期の授業が始まった。


2限「情報と社会」。パソコン教室の端末の数には制限があるので、抽選で受講者を決める。今回抽選に漏れた学生はぜひ秋学期の授業を受講してほしい。最近はすっかりスマホ時代となり、パソコンを使わない世代が登場しつつあるが、仕事をする上でパソコンは今なお不可欠である。プレゼンソフト、ワープロソフト、表計算ソフトを扱う基礎的なスキルを身につけさせつつ、情報社会を生きるための基礎力を養うのがこの授業の目的である。

3限「教養テーマ講義」。今学期のテーマは「選挙と政治」である。18歳選挙権の導入、アメリカ合衆国大統領選挙、衆参同日選挙の可能性などを横目にしつつ、そもそも選挙とは何か、政治とは何かについて講義する。

今日は、選挙以外の代表選出の方法にも言及しつつ、代表選出の方法としての選挙について説明した。さらに、民主政とは、議会とは、政府とは、といった基礎的な事柄についても説明した。

さて、最近はようやく落ち着いて本が読めるようになってきた。今更ながらではあるが写真の本を本日読了。


今日は夕方まで勤務ののち、まっすぐに帰宅。


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【過去の今日】

2016年4月5日火曜日

〜「音楽と人生」〜 2016年4月5日(火)晴

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桜も満開を過ぎ、葉桜の季節となった。


火曜日は研究日のため、担当授業がない。

午後遅くに出勤。17時より、学園本部にて教育懇談会に出席。19時前に終了。

終了後は、まっすぐに帰宅。

毎週いろいろな分野で活躍する卒業生や先生方を講師にお迎えしてオムニバス形式で開講する「音楽と人生」、その春学期の講義が今週の金曜日から始まる。第一回目はガイダンスを兼ねて私が講師を務める。

毎年、1年生の受講が多いので、音楽大学に入学したばかりのフレッシュマンを中心的に念頭に置いて、音楽大学で音楽を学ぶ意味について一緒に考えてみたいと思う。


今年も魅力あふれるたくさんの講師陣を迎える予定である。たくさんの受講を期待している。


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【過去の今日】